りんごを運ぶチェーンブロック

2020年02月03日

りんごを運ぶチェーンブロック

 

 

今日の取材先は、おいしいりんごを育てる「タムラファーム」さん。りんごを冷蔵保存する倉庫からは、いい香りが漂っていました。

 

青森県弘前市に広大な農園を保有する、タムラファームさん。おいしいりんごを日本の食卓へ届けるだけではなく、りんごの加工も行っています。
まずは手作業で丁寧にりんごの皮と芯を取り除き、カットします。

食品を扱う工場は、厳しい衛生管理が求められます。作業者の身だしなみはもちろんのこと、加工工場への持ち込みは、しっかりと制限されています。
機械や設備への安全管理も徹底しています。異物が混入しないよう、電気チェーンブロックにはダストパンを取り付けています。

いよいよ電気チェーンブロックの出番です。カットしたりんごを脱気装置へと搬送します。りんごの空気を抜くことで、煮てもトロトロし過ぎず、りんご本来の食感が楽しめるそうです。

タムラファームさんでは、一押しの「紅玉」を使ったアップルパイも作っています。青森県内では約50種類のりんごが栽培されているそうですが、酸味や甘味、食感などがそれぞれ違うようです。いろいろ試して、自分好みの種類を見つけるのも楽しいですね。