「ものづくりの伝統を、新しい風に乗せて」

2018年10月19日

「ものづくりの伝統を、新しい風に乗せて」

 

 

「製品があらゆる産業の現場で使われ、作業者の安全に直接関わる、だからこそ製品品質に妥協は許されない。最高水準の安全性と耐久性の実現に向け社員のチャレンジを歓迎する、と聞いてビビッときました」。

 

杉山将太(すぎやましょうた)さんは、キトーのものづくりに魅せられて、3年前キトーに入社しました。大学で開催されたキトーの会社説明会に、たまたま参加したことがきっかけです。

 

 

所属する生産工程グループでは、キトーの品質が作り込まれる製造現場で、業務効率化に取り組みます。

 

「今の職場と仕事に慣れてきた昨年夏に、生産管理のITシステムが刷新され、製造現場の業務が大きく変わりました。私自身も含め会社全体が、新しい業務の流れに対応するのに苦労していました。そんな時期を乗り越えることができたのは、製造の現場をより良くしたい強い気持ちがあったからこそ。今取り組んでいる課題の中には、新システム稼働をきっかけに抽出されたものもあります。それらを一つひとつ解決することで、より良いものづくりにつながっていくと考えています」。

 

 

変化に前向きで、チャレンジ精神旺盛な杉山さん。プライベートでは47都道府県制覇を目指して、日本各地を旅しています。

 

「日本各地いろいろ回りましたが、特に気に入っている観光地は京都です。大好きなお茶を堪能するために、何度も足を運んでいます。旅は、行ったことのない場所に行きたい、いろいろな経験をしてみたいという好奇心を、満たしてくれます。仕事でも同様です。自身の経験やスキルを活かして、部品製造を担う現場の在庫管理の見える化や、新しい業務管理システムの導入に自ら手を挙げて取り組んでいます。これからも、どんな業務にも臆することなく挑んでいける姿勢を大切にしていきたいと思います」。

 

 

最後に、杉山さんが思い描く、キトーのものづくりの未来の姿について聞いてみました。

 

「IoTなどの技術を駆使して新しい風をどんどん吹き込んでいきたいですね。85年脈々と続くキトーのものづくりを未来につなげていくために、自分には何ができるのかを日々考えています」。